今回は、ぜひおすすめしたい台湾旅行のお土産シリーズ第二弾です。
前回は割と知名度もあるものを中心にご紹介しましたので、ここでは有名な商品も含め、マイナーだけど台湾らしくて喜ばれるようなおすすめのお土産を、いくつかご紹介いたします。
お茶の油
お茶から油が採れるって、皆さんはご存じでしたでしょうか?私は最近まで全く知らず、そもそもお茶に油成分が含まれていることすら、想像もしたことがありませんでした。お茶殻でお掃除したりするくらいですし、むしろ全く無くても驚かないくらいの感覚でした。
もちろん、製茶したあとのお茶には油分は含まれていませんが、油が採れるのはお茶の実のほうなのです。
綺麗な透明の褐色です。
お茶の実を絞ってできたこちらの油は、じつはすごく体に良い成分が含まれているそうです。
詳しくどういった成分や栄養なのか調べられていないのですが、相方のお父様曰く、胃腸の調子を整えてくれるそうで、彼は朝一番にスプーン一杯の油を摂取しているんだとか。味はそのままだとけっこう苦みが強く、ごま油のような香りがします。そのまま頂くには、ゴクン!と飲み込んでしばらく我慢しなければいけないほどの渋みですが、お料理に使うと全く気になりません。中華料理に使うとより一段と香ばしく仕上がり、とてもよく合います。
簡単に見つかるのは、やはりお茶の卸専門のお店ですが、卸問屋まで行かなくても市内のお茶屋さんでも割と取扱いがあるようです。一本600mlで600元程度から。高いものだと2000元くらいするものもありますが、お手頃なものでも十分風味は良いですよ。
茶器
多少重さがありますし、割れ物ですが、最近はセンスの良い台湾茶器がたくさんありますのでおすすめです。日本の陶器でも、ものによってはかなり高級だったりしますが、台湾の高級茶器は、セール品など選べば、お手頃で美しいデザインのものを購入することが出来ます。私が個人的に気に入っているお店は、陶作坊とLOHAS Potteryです。どちらも海外展開しているだけあって、洗練されたデザインが特徴で、お手頃で良いものが見つかると思います。
素敵な茶器を持ち帰って、日本でもゆっくりとティータイムを楽しみたいですね。
陶作坊は永康街に支店がありますし、LOHAS Potteryは迪化街に支店がありますので、どちらも観光ついでに立ち寄るにはとても便利です。
陳爸手工皂の石鹸 Sapon Club
西門というお洒落エリアにある、西門紅樓というレンガ造りの建物の中に入っているショップです。
無添加、手作りにこだわって作られる石鹸やリップクリームなどは、口に入れても大丈夫というほどで、お肌が弱い人でも安心して使えるのでおすすめです。お土産用に小分けに包装されたものもありますので、お試し用としてもいいと思います。大きい石鹸は2000円程度しますが、小さ目の石鹸などでしたらお手頃ですよ。
店主の陳さんは、香りや見た目ではなく、個人個人の肌質に合った性質の石鹸を選んでほしいという信念をお持ちですので、ぜひ手や顔の肌を見ていただいて、一番合った商品を選んでもらいましょう。
リップクリームや、美容オイル、固形シャンプーなど石鹸以外にも色々な商品があります。パッケージも可愛いので、ゆっくり手にとって見てみて下さい。
■DATA
陳爸手工皂
台北市成都路10號 西門紅樓16工房
定休日:月曜日
お漬物
台湾にも日本のものと似たようなお漬物があります。日本よりも酢をあまり使わないようで、酸っぱくなく食べやすいです。
きゅうりのキューちゃんに似ています。こちらは話のネタにいかがですか?
義美食品のお菓子
義美は台湾で最も有名なお菓子メーカーではないでしょうか。お菓子以外にも、豆乳やアイスクリームなど、幅広く食料品を扱っているメーカーなのですが、どれを食べても美味しいのはさすがです。
お土産におすすめなのが、こちらのポポロン風チョコシューのお菓子。味も日本のポポロンに負けていませんし、味がチョコ、ストロベリー、マンゴー、プリンなど、日本にない味も多く、話のタネにも良いと思います。軽くて価格も安いですし、賞味期限も長いのでバラマキ土産としても最適です。
あと珍しいのは、固焼きせんべいのようなピーナッツクッキーや、海苔味のクッキーなどもあります。固めですが、バターの風味がして美味しいです。
義美の専門店ももちろんありますが、大きなスーパーであれば人気商品は取扱いがあります。ただ、路面店のほうが種類も多いですので、おすすめです。
■DATA
義美食品 中山一店
台北市中山区中山北路二段97號
定休日なし 営業時間 9:00~22:00
ちなみに我が家では、義美の調整豆乳を毎日朝頂いています。飲みやすくて、こちらを飲み始めると他のメーカーのものは飲めなくなります。
スナック菓子
おすすめなのが、こちらの豆チップス。ポテトチップスのような口当たりですが、サクサクとして軽く、あまり油っぽくありません。何より豆から出来ているので、同じスナック菓子でも罪悪感が軽減されるという。(笑)
ガーリック味がおすすめ。にんにくの味がしっかりしています。相方もビールに合うので好きなようです。
そして、こちらは牛舌餅。牛の舌に形が似ているというところからこの名前が来ているそうで、スナックですが甘いお煎餅のような食感です。もとは宜蘭の特産品だったようですが、台湾の昔からの懐かしのお菓子として定着している商品です。素朴な味わいで美味しいですよ。宜蘭では今でも牛舌餅の専門店があり、焼き立てを食べることも出来るようですが、あまり甘くなく市販のものよりちょっとぽそぽそしているんだとか。
ジュース
台湾のスーパーなどで買えるジュースも美味しいです。こちらは野菜ジュース。砂糖がしっかり入っているので、体に良いとは言えませんが、サラサラで飲みやすいです。ジュース類も日本より安いのでぜひ試してみて下さい。
こちらのアップルジュースは炭酸入りで、台湾で一番有名なジュースだと思います。どこのレストランでも大抵置いていて、お酒の飲めない私は、いつも外食する際はこちらを冷蔵庫からセルフで取ってきて飲んでいます。味も美味しいですし、おすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。定番のものから、変わり種までいくつか紹介してみましたが、どれも台北市内やスーパーで見つけられるものですので、ぜひお試し下さい。私自身あまり高級なものは好まないので、美味しいもしくは可愛い、そしてコスパ良し、といったものばかりに偏っていますが、ぜひ参考にしてください。お付き合い頂き、ありがとう御座いました。
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