以前、桃園空港出国エリアに無料で使えるシャワーがあることを、こちらで紹介させて頂きましたが、実は到着エリアにも無料のシャワールームがあります。深夜到着の際など、旅の疲れも取れますし、とても便利ですので、ぜひ覚えておいて下さい!
場所は入国審査場に行く途中!トランジットエリア内
間違いやすいのですが、入国審査をする前の場所!と覚えてください。意外と目に付きませんし、人の流れに沿って行くとあっという間に通り過ぎて入国してしまいますので注意が必要です。
飛行機を降りたら、ふだん入国審査場(イミグレーション)はこちら、という案内に従って進んでいくと思いますが、審査場の一歩手前にシャワーはあります。流れに沿って進んだ後、インフォメーションのマークが見えてきたら、そこで一旦止まって下さい。そこが分かれ道です。
インフォメーション(無人)にあるトランジットエリアの案内板です。現在位置と書かれている点から下方向(進行方向から見ると左手)に進むと入国審査場です。今回はAゾーン側の到着口を利用しましたので、そのままAと書かれたエリアに留まりましょう。(Bゾーンに着く便ももちろんあります。Bゾーンにもシャワールームあり)
インフォメーションのボードを右手に、乗り継ぎでないお客さんは全員左手に曲がって行きますが、そこを曲がらず、免税店が並ぶトランジットエリアに直進して下さい。
深夜ですので、このように人通りが無いですが、免税店は開いています。このような雰囲気の通路が進行方向に見えてきます。(出国審査を受ける方は、この手前で左折しています。)
そして、China Airlines チャイナエアライン乗り継ぎ客専用と書かれているカウンターが見えたら、その奥にシャワールームがあります。
カウンターが、チャイナエアラインのトランジット客専用にはなっていますが、その周りのソファやお手洗いは、自由に使って良いようです。乗り継ぎを待つお客さん達は、皆さんここのソファで自由に寛いだり、仮眠を取ったりしていました。
ブランケットも脇のカートに置かれており、基本的には誰でも使って良いようです。空港は年中、日本人には少し寒いくらいの空調ですので、気をつけて下さい。ここなら充電用コンセントもありますし、薄暗いですが、カウンターにスタッフの方もいますので安全だと思います。さらに奥に行くとPCルームになっておりPCが何台も置かれています。
ちなみにフリーwifiもありますので、PCでなくてもスマホでインターネットも自由に使えますよ。静かで落ち着いたエリアですので快適です。
シャワールームの鍵はHomee Kitchenで借りよう!
さて、本題のシャワーですが、通常鍵がかかっており、使うにはこのエリアにあるHomee Kitchenという、飲食店のスタッフに声をかける必要があるそうです。チャイナエアラインのカウンターのすぐ後ろにありますので、見つけやすいと思います。パスポートの提示が必要とのことですが、それ以外、特に難しい手続きは要らないようです。
残念ながら、私が訪れたのは夜中の1時過ぎ。Homee Kitchenの営業時間(6時から22時まで)内しか使えないという制限のため、朝5時に出発した私は今回はパス。それでも少し待てば朝6時には開きますので、深夜到着で時間に余裕がある方は、それまでこちらで仮眠を取るのが良いと思います。
シャワールームの場所はわかりやすいです。Homee Kitchenより手前の通路側、チャイナエアラインのカウンター横にお手洗いとシャワーのマークがありますので迷いません。下の写真の奥のところで、左右で男女に分かれています。
ラウンジのような、清潔で綺麗なお手洗いが併設されています。給湯器もありますので、自販機を探さなくても飲料水はこちらで確保できます。
お手洗いのすぐ横に、このようなシャワーブースがあります。深夜でしたので鍵がかかっており、誰もいませんが、清掃員の方が頻繁に来られていました。設備は確認できませんでしたが、説明のところに、Homee Kitchenにてアメニティもお渡しします、と書かれていました。具体的に、何が利用出来るかはわかりませんので、タオルなど最低限持参しておいたほうが良いでしょう。
シャワールームは他にも!入国審査場の後にもあります
入国審査場を出たあとにも一箇所、実はシャワールームがあります。こちらも使用できる時間は朝6時からのようです。預け荷物受け取り場に出たところの表示です。向かって右に矢印でシャワー、と書かれています。
預け荷物受け取り場の奥、写真では見えにくいですが、ターンテーブルの数字の小さい方、2番カウンターの辺りに赤い看板があり、そこにシャワールームがあります。預け荷物があるという方にはこちらがおすすめ。荷物を置いたまま何時間もトランジットエリアにいるのは不安ですので、こちらで荷物をピックアップ後、シャワーを使うことが出来ます。
先程のインフォメーションで頂いた日本語のパンフレットにもシャワールームの紹介が載っています。今回はターミナル1のパンフレットで記された青色の到着エリア2階部分、右側(Aゾーン)から空港内を進んだ形ですが、左右対称になっており、左側のエリア(Bゾーン)にも同じようにシャワールームがあります。
また、ターミナル2にも同じようにシャワー施設があるようですので、どちらに到着しても問題なさそうです。ただ、こちらのパンフレットに書かれている利用可能時間が朝5時からとなっていますが、実際は5時には使えませんでした。利用時間は変更がある可能性があるので、注意が必要です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。LCCの利用が増え、便利になる一方、深夜や早朝便を使う機会も増えてきたかと思われますので、ぜひこうした空港設備をうまく使って、快適に旅していただきたいと思います。以前に比べ、空港もサービス全体を改善してきているようにも思われますので、また利用条件等が変われば報告させて頂きたいと思います。お読み頂きありがとうございました。
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