皆さんは、ジーローハンという食べ物をご存知でしょうか?台湾料理として、魯肉飯は随分有名になったなーと感じるのですが、まだまだ認知度が上がっていないジーローハン。「鶏肉飯」と書きますが、まさに魯肉飯の鶏肉バージョン。
しかも魯肉飯ほどしつこくなく、あっさり食べられてヘルシーなんです。台湾の人は魯肉飯に負けず劣らず、鶏肉飯が大好き。美味しいお店は色々ありますが、今回は郊外の北投で見つけた、絶品の鶏肉飯のお店『雞肉鼎』さんをご紹介致します!
北投のローカルストリートにある、鶏肉鼎へ行ってみよう!
このお店は、北投駅を出て北東へ進んだ民家の間にあります。少しわかりにくいですが、大きい道から一本入ったところですので、あまり迷わず行けると思います。距離で言うと、650mほど、徒歩で10分弱で到着します。
北投駅中央口を出て、右手を見ると、大きなロータリーと、広い道が真っ直ぐ伸びています。こちらが光明路という大通りですので、こちらを真っ直ぐ進みます。左手にジューススタンドチェーンの50嵐やファミリーマートが見えてきたら正解です。
左手に警察署なども見えて来ますので信じて進みましょう。右手に、有名なお菓子屋さんの義美食品が見えたら、もうすぐそこです。次の角を右に曲がり、坂道を上ります。
黒い看板の「小金魚奶茶珈琲館」というコーヒーショップの少し先まで進むと、『雞肉鼎』という赤い文字の看板が見えてきます!(雞肉鼎は、旧字体のようで、鶏肉県でも検索できます。)
お店はこじんまりとしていて、ローカル色が強めです。完全にご近所さんしか来られていない雰囲気ですが、店員さんは優しいので気にせず入りましょう。「ニーハオ」と言って、席に荷物を置き、先に注文と支払いを済ませます。
雰囲気で、言葉があまり通じないと察して下さると、とても親切に教えてくれました。
普通はご飯と汁物を一緒に頼むのが一般的なのですが、お腹が空いていない私は鶏肉飯だけ注文しました。申し訳ないなぁと思いましたが、嫌な顔はされませんでしたよ。
鶏肉飯は、ご飯をよそって、煮込まれた鶏肉を乗せるだけなので、あっという間にに出てきます。
ご飯は、台湾ではおなじみのこちらの炊飯器、大同電鍋で用意されています。コンビニなど、本当にどこでも使われているのを見かけます。とっても便利な炊飯器兼電機鍋です。
お店のお母さんが、ご飯をよそって、上から鶏肉をたっぷり載せてくれます。
じゃーん!こちらが鶏肉飯。どうです?色味からして、かなりあっさりしてそうじゃないですか?
この見た目どおり、お出汁はさっぱり系なのですが、味が薄いということはなく、鶏肉から出た旨味が凝縮されていて、本当に美味しいです。鶏肉も柔らかく煮込まれていて、パサパサということもないです。
最初、スープが入っていないと思って、キョロキョロ炊飯器の周りのソース棚を物色していたら、お母さんに「スープ、インサイド」と、英語で言われてしまいました。疑ってごめんなさい!
ですので、しっかり底から混ぜ混ぜして頂きましょう!
スープはたっぷり入っていて、柔らかいお肉と出汁の風味でとても食べやすいです。風邪のときとかでも行けそう!
胸肉を使っていそうですし、とてもヘルシーな感じがします。
こちらのお店は、鶏肉飯以外にもスープや副菜も用意されています。テイクアウトのみのようですが、魯肉飯もあるようなので、ぜひ次回試してみたいです。
美味しかったです!ごちそうさまでした。
■DATA
北投 雞肉鼎
台北市北投區溫泉路24-1號
定休日:日曜日
営業時間:11時00分~14時00分/16時00分~20時00分
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