今回は早朝発のバスで、台北駅7時前到着を目指しての利用でした。初めてのバス移動、しかも早朝便でしたので、チケットはどうしようか、スタッフの人の対応はどうかなど、色々と心配しておりましたが、実際利用してみるととても快適で、難しい点は一切無かったです。電車を利用するより安いですし、夜中でも運行していて便利ですので、これから旅行に行かれる方の参考になればと思います。
まずは、悠遊カードを手に入れよう!
やはり運賃は悠遊カード(悠遊卡 ヨウヨウカー。台湾のIC交通カード)で支払うのがマストで安いです。台北だけでなく他の都市でも使えますし、台北市内の地下鉄、バスともに、運賃の割引がありますので、まだお持ちでない方は、空港で先に購入しておきましょう。これまでに台湾に旅行されている方で、帰るとき、デポジットの返還のために悠遊カードを一旦返してしまった場合もあると思いますが、時間が開いても繰り返し使えますので、出来れば次回の台湾旅行用に置いておいた方が良いと思います。
悠遊カードは空港に自販機がありますので、時間帯関係なく購入出来ます。街中だと、コンビニエンスストアでチャージをしたり、カード自体の購入も出来ますが、空港のセブンイレブンでチャージをお願いしたところ、向こうのチャージ機を使って、と言われてしまいました。ですので、自販機でカードの購入とチャージは行いましょう。
使うのはこちらの機械。場所は、バス乗り場のすぐ近くにあります。バス乗り場は、第1ターミナルの到着口を出たところ、左手に下へ降りるオートスロープがありますので、そちらで一階へ降ります。バス乗り場はこちら、という案内板もありますので、それほど迷わないと思いますよ。新東陽というお土産売り場の前辺りにオートスロープがあります。
下に降りるとすぐにセブンイレブンが右手に出てきます。そのままセブンイレブンを後ろに見て、まっすぐ進むとバス乗り場と待合いスペースがあります。悠遊カードの販売機はここにあります。
カード本体の販売と、チャージが出来ますので、お持ちでない方はまず購入しましょう。残念ながらクレジットカードでの支払いは出来ないようで、現金かつ紙幣のみの支払いのようです。横に両替機がありますが、こちらは紙幣を硬貨に変える用だと思います。
悠遊カード本体は100元。タッチパネルになっていて、購入(購買悠遊卡)か、チャージ(加値)を選べます。カードを購入したら、チャージしましょう。金額はいくらでも良いですが、とりあえず500元くらい入れておくと安心だと思います。足りなくなったら駅ですぐチャージ出来ますし、500元あれば、正直3日間地下鉄を使うくらいなら足ります。
レシートもちゃんと出ます。操作方法はとても簡単ですので、言葉が出来ない等の心配は全く要りません。
いざ、バスに乗ってみよう
色々な方面へのバスが出ていますが、一番便利なのは台北駅行きだと思います。朝6時以降であれば、とくに運行しているバス会社も多いですので、便利な時間のものを選べば良いと思いますが、早朝であれば24時間運行している、國光客運を使うことになります。
今回は國光客運の1819便、5:45発、台北駅行きのバスに乗りました。運賃は130元。悠遊カードなしで現金払いだと140元(6時以降だと135元)だそうです。悠遊カード払いなら、事前にチケットを用意する必要もありませんし、バス乗り場を確認し、時間の10分ほど前に乗り場に行けば十分間に合います。大きい荷物がある方は、乗る前に運転手さんに渡すと、荷物置きに入れてくれます。
國光客運は5番乗り場から。バスの前面に大きく最終目的地が出ていますので、乗り間違うことは無いと思いますが、不安な方は運転手さんに「台北ステーション?」くらい聞いておくと安心です。
ちなみに、國光客運は日本のバス会社WILLER EXPRESSと業務提携しているらしく、成田空港からのバスに國光客運のデザインが使われていたり、こちらのバスにはWILLER EXPRESSのデザインがあって、なんだか面白かったです。
他にも、少し運賃の安い大有バスは10番乗り場。6時以降であれば、こちらのバスが90元とダントツに安いです。少し遠回りのようで、多少時間がかかってもお得さを重視するなら大有バスですね。
バスの乗り口すぐ近く、運転席の横あたりに、カードをタッチする機械があります。悠遊カードと同じ絵柄ですので、見つけやすいです。悠遊カードを使う場合は必ず、乗る際と降りる際、二回そこにタッチして下さい!これを忘れてしまうと正しく料金が払えず、悠遊カードがロックされて次から使用できなくなるそうです。
車内はきれいで快適!到着までゆっくり寛ごう
こちらが車内。新しくとても綺麗に使われています。飲食は禁止ではありませんが、汚したりしないよう気をつけて下さい。友人はよく空港のセブンイレブンで買ったビールとおつまみを食べながらバスに乗ったりしていたので、アルコールも一応問題ないようです。周りの方の迷惑にならない範囲ならホットフードも大丈夫だと思います。
充電用コンセントもあります。台湾は本当に充電器大国です。あちこちにありますので、スマホ用携帯バッテリーは4日間一度も使う必要がありませんでした。空調は寒いくらいかかっていますので、上着はスーツケースではなく、必ず車内に持ち込んでおきましょう。
車内はwifiも完備!
台湾はフリーwifiが本当にあちこちで使えます。空港でももちろん使えますし、空港からのバスでも利用できますので車内はとても快適です。BUS-FREE-WIFIを選択し、ログイン画面で登録だけすれば自由に使えます。速度も問題ありませんでしたし、時々接続が切れることもありますが、それほどストレスになること無く使えましたよ。
また、事前に調べておいた情報だと、朝は市内が渋滞するので、台北駅まで一時間以上かかる可能性があると思っていたのですが、私が利用したのは土曜日でしたので全く渋滞はありませんでした。むしろかなり早く着いてしまい、5:45に空港を出て、6:15には圓山駅近くに着き、台北駅着は6:20でした。なんと35分ほどで空港から着いたことになります。電車よりも早いくらいですね。途中下車する場合は座席上部にある、ボタンを押して運転手さんに知らせます。前の表示板に次の停車駅も出ていますし、アナウンスもあったと思います。聞き取れなくても見てわかりますし、あとはスマホのGPSを使って地図を見ながら進むと安心です。
降りるときも忘れずカードリーダーにタッチして降りましょう。台北駅は終点ですので、ぼーっと乗っていても大丈夫です。台北駅の駅舎すぐ脇に停車場がありますので、地下鉄を利用する際はMRTの文字を探して移動します。週末の朝だと人も少なく、快適に移動できますよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。早朝移動に不安を感じて躊躇される方もいるかとは思いますが、心配は全く要りません。難しいことは何も無いですし、運転手の方も親切ですので聞けば教えてくれます。行き先や停まる駅を調べておくと、さらに迷わず目的地まで行けます。悠遊カードを購入して、ぜひお得に快適なバス移動を楽しんで下さいね!
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